七夕ライトダウン
七夕ライトダウン
ライトダウンはCO2削減の意識を高めるためのキャンペーンで、7月7日(日曜)の午後8時から10時に行うのです。
商業施設や一般家庭で明かりを最小限にしてみることで、
いつもとは異なった感覚が芽生えるかも知れません。
ホテルの部屋は隅々までは明るくなく、なぜか落ち着きます。
外国の映画を見ると、個室の天井に大きな電灯はなく、スタンドが椅子の横に立っています。
人が作業をするところだけが明るいのです。
まるで、ステージ上のスポットライトに自分が照らされているかのようです。
そこでは自分が主人公です。
私たち日本人は遠くまで明るい環境に慣れすぎたのかも知れません。
大通りは深夜でも大変明るく、
そのために猛スピードで駆け抜けていきます。
さすがに暗い夜道は危険ですが、
夜が暗くなくなったことは私たちの体内リズムに影響のないはずがありません。
せめて家の中では、
夕方から夜にかけて、薄暗い空間を作っていくことが、
リズム調整に役立つと思います。
明るい照明の下で真昼と変わらず活動して、
深夜12時になると、「さあ!夜だから寝ましょう」と・・・
これは自分の身体に無理をさせているのではないでしょうか!
「七夕ライトダウン」「温暖化対策」だけでなく、
日本人の「こころ」のために、
夜8時から10時以降はだんだん照明を落として、
雰囲気のある生活をしようではありませんか!